海外情報

世界遺産サカテカスの魅力を4年間メキシコ・グアダラハラ市に滞在したtanaが紹介

更新日:

メキシコの街サカテカス

 

4年間メキシコ グアダラハラ市に滞在したtana1026が紹介します。

 

世界遺産サカテカス

サカテカスは、メキシコシティの北西約500キロ、標高2500mの高地にある街。

以前は、銀の鉱脈によって栄えたメキシコのシルバーラッシュの原点になります。

 

サカテカスで銀の採掘が始まったのが16世紀、銀鉱山と共に町は発展。

サカテカスを経て南東のグアナフアトからメキシコシティへと、通じる陸路を銀の道と呼ばれています。

 

その当時、銀で財を成した銀貴族たちが多く暮らし、また、その財を投じてバロック様式の教会を次々と建てられ、
そのおもむきのある古い街並みは、近代化のなみを受けることなく昔の面影とどめているからか、歴史地区として世界遺産に登録されています。

今回は、そんな歴史あるサカテカスの街並みを散歩してみました。

 

「サカテカスの夜のパレード」

サカテカスへは、皆さんご存知のテイファナから空路で2時間足らずで到着します。

私がサカテカスのセントロ地区のホテルへ投宿しなのは、夜8時を過ぎ。

目抜き通りはまだ人通りも多く、予想以上に賑やかでした。

 

これならば食事を兼ねて街をブラブラしても問題なさそうかなと地図を広げて思案していると、太鼓や管楽器の賑やかな音が通りから聞こえ
きた。

直ぐに外に飛び出してみると、パーカッション、管楽器、ギターなどで編成された小さなバンダの後に従って、群衆が歌い踊りながら通りを歩いています。

あたかも田舎町のカーニバルの様で、おもわず私もそのパレードに加わって夜の街に繰り出してみました。

 

目抜き通りのHidalgo通りに入ると、見物客も増えて外国人観光客たちも、そのパレードに加わってきた。

夜のサカテカスは、コロニアル様式の古い建物が街灯に照らされて、何故か、中世ヨーロッパにいるような錯覚に…

サカテカスの雰囲気に観光客たちも魅了しているでしょう。

 

そして、石畳の道を7~8分歩くと19世紀建造のカルデロン劇場が見えてきます。

美しいステンドガラスの窓がとても印象的でした。

 

その正面には、オルテガ市場があって、入り口に古い馬車が飾られていて市場とは思えない美しさがあります。

しばらく進むと、カテドラルが見えてきて天使や草花などの細かい彫刻が、随所に散りばめられて幻想的なムードに浸れます。

 

カテドラルの脇のアルマス広場へ到着したパレードは、いったん止まったら、観衆は、待ってましたとばかりに踊り出した。

男女がペアになって、軽く跳ねるように踊っているんです。

独特のステップやリズムがあって、あの踊りは地元人でないととても踊れないような…。

 

パレードに心を奪われて時間を忘れてしまって、時計をみると午後11時近く何も食べていなかったせいか、お腹がへってレストランを数軒のぞいても閉店間際で全て断られてしまった。

とりあえずホテルの方へ戻ると、Sanbonsの看板が見えファミリーレストラン風の店!

さっそくマルガリータを注文し、私たちはサカテカスの初日の夜に乾杯しました。

サルー エン ラ サカテカス!
(サカテカスに乾杯)

 

古都グアダルーペ

私たちは、翌朝早起きしてバスでサカテカスの町から東へ7~8キロの古都グアダルーペへ行くことに。

バスに乗り込む前に、道ばたに湯気の立つ鍋を囲む人々。

何やら、ちまきのようなものを立ち食いしている、これがタマレスと呼ばれるメキシコのスナックで、トウモロコシの粉を練って
香辛料をしみこませた豚肉を加えて、トウモロコシの葉っぱで包んで蒸したもので、バスの中でほおばってみた。

確かに温かくて香ばしが、私にはチレの辛さが強烈過ぎて、しかし隣にいたメキシコ人が笑いながら、タマレスのピリ辛
が目覚まし時計となるのさと言う。

 

15~16分でグアダルーペへ到着して、すぐ前に有名なグアダルーペ修道院があり、ここは、フランシスコ修道会によって建設され、バロック様式の修道院は、現在は美術館になっていて、メキシカンアートの巨匠たちの宗教画が鑑賞出来ます。

サカテカスのシンボルブーファの丘に登頂

この日は、再びサカテカスに戻って、この町のシンボルとも言えるブーファの丘に登頂しました。

このブーファの丘は、下界からみると小さいエアーズロックのような岩がはりついているのが特徴です。

頂上へは、スイス製の赤いロープウェイが運行しています。

この乗り場も結構小高い丘の中腹にあり、狭い路地をくぐり抜けて向かった先には、乗り場までの急な階段は、意外ときつい。

健脚てなければ、絶対タクシーを使ってロープウェイ乗り場まで行った方が楽でおすすめです。

 

10人も乗るといっぱいになりそうなロープウェイでガイドのおじさんの説明を聞きながら、7分間の旅です。

ロープウェイのまともからは、街のディテールが手に取るように見渡せます。

丘の上ではインディオの女性たちが道端で色あでやかな細かいビーズを縫い付けたイグアナのオブジェが目立ちました。後で気づいたことですが、空港のお土産屋では何倍も高く、この売店でお求めください。

 

ブーファの丘の頂上に着いた私たちは、岩山の前に乗った戦士の銅像は、勇敢に戦った英雄たちをたたえてのものらしい。

この戦いに関する資料や使われていた兵器などは、丘の上のサカテカス占拠博物館に展示されています。

 

博物館に隣接する18世紀に建てられたチャペルの聖母には、病を治癒する特別な力があると言われています。

ここには、毎年9月8日になると大勢の巡礼者が集まるようです。

 

ところで、ブーファの丘の展望台からは、別名ピンクシティと呼ばれるサカテカスの街並みが一望出来ます。

何故ピンクなのかと言うと、サカテカスの古い建造物の外壁の多くには、カステラと呼ばれるサーモンピンク色の砂岩がふんだんに使用されているからだそうです。

大統領の就任記念日の悲劇

この日の夜は郷土料理でも食べようかということになり、El Pueblitoというレストランに向かったて、金曜の夜なので混んでいるかなと思いつつ
意外とすいている。

その理由は意外なところにあったのです。

私たちは、あのメキシコのビールも一通り堪能したので、たまにはその地のワインでも飲もうかと思い、ボーイさんはワインは置いてないと言う。

やむを得ずビールを頼むと、何故か、申し訳なさそうに今日は特別な日でビールもないと言う。

どうしてだろうか?

きっとこちらのスペイン語が良く通じていないのかと、一体どういうことだろうか?

すると、隣のメキシコ人男性が、今日は、新しい大統領の就任記念日のために、アルコール類は、禁じられているとのこと。

 

新大統領の就任は、ニュースで聞いて知っていましたが、こんな条例があるとは、ちょっと、驚きでした。

おそらく、酒を飲んで政治論争のあげく喧嘩沙汰が起こらないようにとの配慮があるようで…。

しかし、帰り際に酒屋に立ち寄ってみると、意外なことに何の問題もなくビールを買うことができ、私たちはホテルの部屋でサカテカスの最後の夜に乾杯をした。

 

エル・クーボ水道橋

翌朝、向かったのは、エル・クーボ水道橋。

19世紀に作られたというこの石造りの水道橋は、何と最近まで使用されていたもので、造形的には素晴らしい。

 

水道橋の向かい側には、この街で最も格調高いキンタ・レアルホテルがあって、メキシコで最古のサン・ペドロ闘牛場を改造したもの。

かつて闘牛がおこなわれていた円形の土壌は、庭に生まれ変わり観覧用の階段席には鉢植えの花が飾られて、この美しい庭を見下ろすように客室が設計されていています。

闘牛の本場スペインでさえ、おそらく類のないユニークなホテルで、皆さんにも是非おすすしたいホテルです。

 

このあと向かったのは、ファチマ教会。

 

そして更に南方へ歩き、サント・ドミンゴ教会を訪ねました。

イエズス会によって建てられたこの教会は、カテドラルに比べると外観は地味だけれど、内部は素晴らしい。

祭壇の8つのレタブロは金箔で飾られて、その輝きはまぶしいほどでした。

 

ラファエル・コロネル博物館

この建物はサンフランシスコ教会として修道院として16世紀に建てられたもので、石造りの壮麗な建物はそれ自体が
芸術的な存在感がありました。

メキシコ古代文明の土器や石器など、先住民の文化を知ることが出来る民芸品や衣類など多数が展示されていました。

しかし、この博物館の目玉は、メキシコ全土から集められたら仮面のコレクション。

その数は、約5000個でテーマごとに整理されていて、仮面の大半は祭りや宗教儀式、あるいは子供の遊びなどに実際に使用されているもので、どれをとっても、
生命力を感じられて、メキシコらしい豊かな色彩と仮面という奇想天外な発想に驚きでした。

これほどの多彩な仮面を有する博物館は、おそらく世界でも類いをみないのではないでしょうか。

この博物館だけのためにサカテカスへ足を運んだとしても、決して無駄ではないと自信を持って皆さんにおすすめ出来ます。

じっくりと見学していただくためには、最低2~3時間のゆとりがほしいと感じました。

 

博物館を出た後は、坂道をだらだらと下りながらカテドラル周辺の町の中心部へ、戻りましょう。

アルマス広場からいつでも乗れる観光用のミニバスが出ています。

主要観光名所を約1時間内でめぐります。

車内では、現地の若いガイドさんによる説明もあって街の概要をつかむのに便利です。

 

まとめ

サカテカスは、中世ヨーロッパを思わせる街並みです。いかがでしょうか?

サカテカスの魅力は、日常を忘れて心落ち着けることが出来ます。

見所は、全て徒歩で散策出来る距離にあって、曲がり角くねった道や坂道もありますが道に迷うことはないでしょう。

セントロに宿泊すれば、街の散策を自由に楽しめてしかも疲れたならば、ホテルに戻って小休止もできます。

夜の外出も一部を除けば、それほど神経質になる必要はないと感じました。

さあ!メキシコへ!

 

-海外情報
-

Copyright© 猫の集会所 , 2019 All Rights Reserved.