看護師

看護師歴10年の私が最初の病院を退職に追い込まれた理由

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看護師を辞める

 

看護師歴10年のnapinです^-^

 

世の中には色々なストレスがあふれています。

特に人の命を預かる職業のストレスは計りしれません。

けれどマンパワーがあれば、なんでも乗り越えていけると信じています。

この度は、看護師にフォーカスを当て書いて行きます。

もしも同じような経験で今まさに苦しんでいるからがいたら、参考にしてもらえたら幸いです。

 

好きな職場とのお別れ

新卒後、すぐに働き始めた病院は、実習先の馴染み深い病棟でした。

その病棟では4年間とても生き生きと働いていました。

病院の形態として、母体となる総合病院が市内にどっしりあり、そのほか地方に3ヶ所系列の病院がありました。

私は5年目にその地方への転勤を命じられたのです。

希望して働けていた病棟。

毎日充実して看護師としてのスキルを身につけられていた病棟。突然の左遷の命令に戸惑いを隠せませんでした。

 

新天地にいざ出発!

それでも責任感は強い方で、きっと何か意味があるのだろうし、嫌がっていてもはじまならない。

行くしかない!そう前向きに捉え、地方に行くために車を初めて買い、引っ越しをしました。

新しい職場はこじんまりとした海に近い場所に建てられた、入院病棟が3つしかない病院でした。

病院自体も古く、なんだかいやーな予感がしました。

 

お局さまとの出会い

新しい病棟は、整形と消化器外科を扱っていました。

まずは勤務前に挨拶に行くと、みんなニコニコして出迎えてくれました。

前病棟は内科だったので、本当に初めての処置や検査や手術ばかり。

急性期ということもあり、内科のようにはゆっくりと時間は流れません。

急速に流れる業務の中、一つずつ確認しながら事故を起こさないように、それだけは必死になりながらついて行きました。

 

しかしながら、ここではどんなやり方なんだろう、限られた環境で十分な設備もないこの状況でどう管理するのだろう。

そういった、病棟独自の工夫はほかのスタッフに聞きながらやるしかありません。困ったのはここからです。

 

「5年目だよね?今までなにしてきたの?

これだから内科畑出身はつかえないのよ…。

新人じゃないんだからいちいち聞かないで!」

二つ年上のこの病院を牛耳っているお局ナースからの精神的圧力がはじまりました。

蛇に睨まれた蛙のように身動きが取れなくなった自分がいました。

次第に追い込まれていく精神

怖い…。

処置をするのも聞けない、失敗したらどうしよう、できるだけ優しくおしえてくれる人を探すようになりました。

そんな環境で患者ファーストとの伸び伸びとした良い看護ができるわけがありません。

いつもビクビク…。また怒られる、怒られないためにはどう動く?いつもそればかり考えていました。

次第にお局は周りに私の評価を広め始め、恥ずかしいことに、病棟を公平に見ていかねばいけない師長までおかしくなり始めました。

それぞれ強いものの前では、あいつはできない、そんなレッテルを貼ることで団結心をもち、自分を守りたがるんだなぁ、人生で今まで一度もいじめを受けたことのない私は、どこか冷静に、この状況を客観視していました。

 

退社を決意

私が初めて買った車。夢と希望に溢れ車内はいつもいい香りにつつまれ、お気に入りの音楽と可愛らしいぬいぐるみを乗せた私の愛車。

あの日、夜勤明けに私は単独で事故を起こしました。

田舎の慣れない山の中を、逃げたい気持ちをいっぱい胸にしまって、ただあてもなくぼーっと運転をしていました。

突然急なカーブがあらわれました。ハンドルを急に切るとなにを思ったか、アクセルを踏んでいました。

肩輪が浮き、車体が傾いたと思うと車はさらに傾き、横転しました。

幸い、けがはなく、近くの住民に車の窓から引っ張りだされました。

レッカーされていく、私の愛車…。悲しくて愛車を見届けながら泣いていました。

2年目の秋でした。

私がいるべき場所をじっくり考えて見た

いよいよ、まずいぞ!

私にもまだ正常な部分が残っていました。

 

とりあえず、やるべきことをやるしかない、そう思い、まずは転勤先の看護部長室のドアをたたきました。

今の環境の悪さ、なにも聞けない状況、違う意味での恐怖心は業務に支障が出ることなど。

もうかなり精神的に追い込まれている、来年元の病院に帰らせてほしい、そう直訴しました。

しかし、こちらの看護部長も自分も帰りたい思いが強く、私のような一スタッフの声など聞いてはくれません。

これじゃ、話にもならないじゃないか!と、最終手段。母体の元いた総合病院の看護部長に連絡をとり、部屋を訪ねました。

 

しかし、そこでもまさかの返答。

「そんなことでめげないようにしなさい。みんなそこはのりこえてきてるの。

だいたいみんな3年で帰れるから、あと一年踏ん張りなさい。」

お局を異動させる案を出すでもなく、私を帰らせるように努力してみるでもなく、返ってきた言葉は、「我慢しろ」でした。
(いやいや、私はあと一年も無理だからここにきたのに、このままあそこにいたら、大変な医療事故を起こしかねない、そこまで私は追い込まれて、今こうしてお願いしにきているのに…。)

 

その時、私の心は決まりました。

 

まとめ

私を大切にしない職場を私が大切にする必要はない。

私を必要としている場所で私はもっと輝こう。このままここにいて、あと一年の間にもっと大きな事故が起きたらどうする?

誰も責任はとってくれないし、私の人生は終わってしまうかもしれない。

 

看護部長のところにも行ったし、私はやるべきことはやった。

私をただの駒だと思っているなら、はい、辞めます。

こんな風に仕事は辞めていくのかなあと、一つ勉強になりました。

 

もしも、今、居心地が悪い職場で、自分の価値が認めてもらえない方がいたら、こう言いたいです。

あなたを必要としている場所は必ずある。

まずは生き生きと働くために、スタッフを大切にしてくれる上司は必要だし、自然と笑顔になれる環境は大切です。

一つの場所にとらわれることはありません。看護師さんなんだもの、あなたを必要としている場所はたくさんあります。

 

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