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お彼岸の過ごし方とは?「修行」ができる貴重な仏教行事だった?

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彼岸のお墓

 

埼玉在住、二児の子育て中ママ・くま子です。

わたしは「お彼岸だから…」と特別なこと何一つしていません。
実家にはお仏壇があり、遊びに行くたびにお線香をたて手を合わせています。
よって、「お彼岸だから…」とはならないのですが、

でも、やっぱり

お墓参りしていない、という後ろめたさは拭えないんですよね(汗)
「罰が当たりそうだな…」とビクビクする自分がいるんです。

ちょっと怖かったのですが、わたし思い切って調べてみることにしました。
そしたら、なんとなんと
「自分自身を見つめる」とか「修行」とか予想外の言葉が出てきましたよ!
これってどういうことなんでしょうかね?

お彼岸とはいつのこと?

まずは、基本的なことについて知っておきましょう。

まず、お彼岸とは年に2回、それぞれ7日間あります。
春のお彼岸とは、春分の日3月21日頃を中心に前後3日ずつの合計7日間
秋のお彼岸とは、秋分の日9月23日頃を中心に前後3日ずつの合計7日間
これらの「彼岸」とは仏教の言葉で、到彼岸の略です。
「この世(こちら側)を離れて仏の世界(むこう岸)に行く」という意味があります。

この時期は、昼と夜の長さがほぼ同じになります。
太陽が真東から上がり真西に沈む、この世と仏の世界が一番近くなるのです。
亡くなった先祖をしのび、感謝の思いをささげるのに、最もよい時とされていました。

また昔から、西の方角に極楽浄土(苦しみのない世界)があると考えられていました。

夕日を見て、静かに深呼吸。あなたもしたことありませんか?
はしゃぐでもなく、静かに見入ってしまう引き込まれる世界がそこにはあります。

沈む夕日の向こうに「極楽浄土」でしたかっ!

お彼岸にすることとは?

おはぎ

 

一般的に、お墓参りに行ったり家にお坊さんをよびお経をあげていただいたり、
ご先祖さまの霊をなぐさめる大切な伝統行事です。
お彼岸に備えて、順を追って確認していきましょう。

お墓参りに準備するもの

お供えの生花(傷みやすいので、お参り後生花を持ち帰ってもよい)
手桶と柄杓(お寺や霊園で貸してもらえる)
お線香(火をつけたまま、手であおいで火を消す)
数珠(拝んだり、お経を唱えるときに手にかける)
ぼたもち(秋のお彼岸には「おはぎ」)
掃除用スポンジ、ぞうきん、たわし

お彼岸のお供え用「もち」について

春のお彼岸には「ぼたもち」、秋のお彼岸には「おはぎ」をお供えします。
どちらも、もち米とうるち米を混ぜてついたおもちを、あんこで包んだものです。
「ぼたもち」はこしあん、「おはぎ」はつぶあんで作られます。

小豆は、縄文時代の古墳から発見されるほど、昔から欠かせない食材でした。
昔「赤色」は「魔除け」の力があるとされていました。
祝い事や儀式には、赤飯やあんこにして捧げられます。
今では、ご先祖様に感謝し家族の健康を願い、墓前やお仏壇にお供えします。

 

お墓参りの方法

①お墓の周囲の草取りやごみを履きなど、お掃除をします。
②墓石を水で流し、汚れを拭き取ります。
③お花をいけ、ぼたもちとお線香をお供えします。
④静かに墓石にお水をかけます。
⑤墓前にかがんで手を合わせて、感謝の気持ちを心で唱えます。

お墓を前に失礼があっては…とちょっぴり消極的だったわたし。
これからは子供にも引き継げるよう、きちんとお参りをしたいと思います。

お彼岸の過ごし方には、まだ続きがありますよ~。

極楽浄土に行くためには修行?

六波羅密

 

お彼岸にある2つの意味とは
彼岸とは、到彼岸といい「現実の世界」から「理想の世界」に渡ることの意味がありました。
理想の世界「極楽浄土」に行くためには、どうすればいいか。
それは、仏教の「六波羅蜜」という教えを実践し悟りを開くことだとされていました。

お釈迦様が、あらゆる善を6つにまとめた教えが「六波羅蜜」とされています。
善の行いが「因果の道理」により、理想の世界に導かれると説いたのです。

よってお彼岸には、昔から2つの意味があったようです。
・ご先祖さまを思って、手を合わせ感謝すること
・自身を反省し、自分を見つめ直すための修行をすること

「六波羅蜜」の6つの教えとは

①布施(ふせ)・・・・・・貪欲な気持ちを抑えて、人に施し与えること
(物質的なものばかりでなく、笑顔や言葉も気配りでもよい)

②持戒(じかい)・・・・・高度な常識を持ち、戒律を守り省みること
(同じ失敗をしないよう、すぐ反省点に気づくことが大切)

③精進(しょうじん)・・・日々を誠心誠意尽くし、常に努力すること
(人生には限りがあることを心得、無駄にせず向上し続けること)

④忍辱(にんにく)・・・・苦しくても耐えること
(時には、自分を犠牲にして困難に耐えること)

⑤禅定(ぜんじょう)・・・心を落ち着かせ、安定した状態でいること、自己反省
(客観的に自分自信を見つめ、冷静に観察できること)

⑥智慧(ちえ)・・・・・・正しく判断し、物事の真実を見る目をもつこと
(執着しない、ぶれない心をもつこと)

六波羅蜜を前にわたしはうなってしまいました。
(かっこ)にまとめた易しい解釈を見ると、気が付きます。
わたしは、毎日これらの善に挑むか?逃げるか?迷っている気がします。
ん? わたしだけですか?

 

まとめ

お墓参りすると、とっても気持ちが落ち着きました。
お恥ずかしいのですが、実は10年ぶりにお墓参りをしてきました。
胸のつかえがとれたようで、とても気持ちがいいものです。

10年前とは、まったく違う気持ちでするお墓参り。
墓石に手を合わせるだけで、ご先祖さまからメッセージを頂けたような気がしました。
どんなメッセージだったかな?あの時、家族みんながどんな顔してたかな?
思い出せませんが、「やっぱりなんだかいい気持ち!」が感想です。

そして、これからはもっともっとこんなことを考えたいのです。
ご先祖さまを思いだしたら、今の自分があること感謝して。
「六波羅蜜」を思い出したら、今の自分を見つめ直して。
極楽浄土よりも、今が大切。

お彼岸が来たら、今をどう生きるか…あなたも再確認してみませんか?

 

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