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新人看護師を乗り切る4つのコツ!先輩ナースが教えます

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新人看護師

私は総合病院で12年働いていた看護師です。

教育制度が整っており、教育に力を入れていた病院だったこともあり、私は新人さんや看護学生指導が大好きでした。

でも、自分が1年目の頃、つらい日々を過ごしてきたことは今でも鮮明に覚えています。

 

1年目を何とか乗り越え、自分がプリセプターとして教える側を経験し、中堅を過ぎた頃からはそのプリセプターをフォーローする側となり、楽しさが増していったのです。

現場は何年目の看護師になっても過酷で大変です。

実際、看護師の離職率は高く、勤めていた病院でも1割は辞めていく現状がありました。

脅すつもりはありませんが、現状を踏まえた上で、それでも看護師の仕事は楽しい、と言える看護師が増えたら嬉しいです。

 

以下から、新人時代に教えてもらった考え方や自分なりの実体験から、新人看護師を乗り切る4つのコツをお伝えします。

    1. できないの連続はあたりまえ
    2. みんなが通る道だと知っておく
    3. 教えてあげたいと思われる新人になる
    4. これがあるから辞められない!を作る

1.できないの連続はあたりまえ

新人看護師ができないのは当たり前

 

国家試験にも受かり、看護学生として現場の実習も行い、いざ新人看護師として働き始めます。

ですがまず最初に、何もできない壁にぶち当たります。

自分でもこんなにできないの?と思うくらい何もできない感覚に陥ります。

気がつけば、すいませんが口癖になっていて、自分の自信はマイナス以下、自分が自分でないような今まで経験したことがない程の壁です。

でもこれは、あたりまえな事です。

 

今までは、看護の学生として、看護の学問も学ぶ者として現場の空気を吸っていたのです。

それが、責任を問われる、一社会人として一看護師として求められるようになったのです。

 

学生時代に勉強したことも何も役に立たないと感じる程、看護師になってからの方が猛烈に勉強する必要があります。

いや、必要に迫られます…。

一日の勤務時間で教えてもらうことや入ってくる情報量は今までの経験とは比にならないくらい膨大で、しばらくは頭の中は混乱状態が続きます。

暗黒時代のようですが、それでも毎日の積み重ねを大事にし、ひとつひとつ丁寧に覚えていくしかありません。

 

私が新人時代に助けてもらった言葉があります。

「できていないと指摘されるばかりの日が続くことになるけれど、それは事について指摘しているのであって、あなた自身を否定しているのではないということをしっかり覚えておいて。」

できないことが続くと、自分に自信がなくなるのは当然ですが、人格まで否定されているような感覚に陥るなと上司に言われたのです。

 

次は新人時代の自分の気付きから、反省会で話した内容です。

「できないのがあたりまえで、それを自分で受け入れることができたらとても楽になった。いい意味でポジティブにとらえられるようになって、気持ちの切り替えが上手になって不要な落ち込みがなくなった。」

できないことに目を向けすぎて悪循環にならないよう、できないことを一つ一つ潰していくような積み重ねが大事だと思います。

 

2.みんなが通る道だと知っておく

経験を積む
みんなは楽しそうに仕事をしているのに、自分だけができなくてつらい…そう私も感じ孤独になって泣いたこともあります。

とってもこわそうな先輩看護師や、自信に満ち溢れたかっこいい先輩看護師にも1年目はあったのです。

みんな、1年目は大変だったと言います。

でも先輩たちも、新人看護師を教えながら多忙な業務をこなすのは大変なのです。

時には、あたりが強いと感じたり、ひどいと思うこともあるでしょう。

互いに人間なので、そこはある程度の時間やコミュニケーションが必要で、職場の人間関係を構築していくこともとても大事になります。

孤独を感じたり、つらいと思っている時こそ、ひとりで抱え込まず誰かに話をすることもオススメします。そこで心強いのが、同期や看護学生時代の友人です。

 

同じ境遇にいる仲間なので、共感しあうことができ一緒にいて楽な相手でしょう。つらいのは自分ひとりじゃないんだと思えるだけで、力が湧いてきます。つらい時期を共に過ごした仲間は生涯の友となり財産です。

 

3.教えてあげたいと思われる新人になる

これも先輩から教えてもらったことです。

「教えてあげたいって思われた方が得だよ。先輩も人間だからね。」

新人時代にこう言われ、妙に納得したのを覚えています。

 

確かに、一生懸命な人や真剣に向き合っている人を見たら、応援したくなるものですよね。

逆に、せっかく時間を割いて教えたのに、ぶすっとして反抗してくると、教えた側は残念な気持ちから怒りが湧いてくることもあります。

せっかく、教えてもらえる黄金時代、わからなくてできなくて当たり前が通る新人時代、素直に相手の指導を受け止められる姿勢が大事だと思います。

 

4.これがあるから辞められない!を作る

感謝する患者
新人時代はつらいことの連続です。自分のキャパを初めて超える体験になるでしょう。

そんな中でも、今だからわかる、新人時代にやっておいて良かったと思うことがあります。

勤めていた病院では毎月共育会と題した、反省会を行っていました。モットーは題通り、教えられる側、教える側ともに、成長し合う、共に育つ会にすることです。

 

特に、できるようになったことや、自分の内面の成長に目を向け、自信につながる環境を作ってくれていました。

現場を少し離れ、机上で自分の言葉を話す、気持ちを受け止めてもらう、認めてもらうのです。緊張感の強い現場なので、こういった環境は大変ありがたく、自分はここにいていいんだという安心感に繋がりました。

そこで、先輩や上司の看護観を聞いたり、自分なりの看護体験を振り返ることが結果、自分の看護人生の土台となり、仕事へのモチベーションへと繋がっていくと思います。

新人時代は技術的なことに目が向けられがちで、看護観を振り返るなんて!と当時の私も思っていましたが、新人だからこそ感じていたこともあります。

一度、立ち止まって考える時間を作ることが、自分の看護人生を支えるものになり、成長していく過程を自分で確認していくことができるのです。

 

最後に

以上、新人看護師を乗り切る4つのコツをお伝えしました。

大変だけど、やりがいのある仕事、よく聞くフレーズですが、私は看護師になって良かったと心から思っています。

一人でも、看護師話に花が咲く、同志が増えることを願っています!

 

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