育児と子育て

悩む母とイラつく娘の交換日記が 語る本音とは?

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交換日記

 

長女が三年生の時、交換日記が始まりました。

「お母さんは話を最後まで聞いてくれない!だから、書く!」

 

子育てが大変だと悩んでいるお母さまたち、たくさんいますよね。

子供の本音(うちの子のですが…)を聞いてみませんか?

 

娘との交換日記が始まる

娘の反抗期が始まったのは、二年生の時。

三年生になってからもひどかった…

 

弟に対する乱暴な言葉や態度
ゲームの勝敗で左右するイライラ
決めたお手伝いもすっぽかし、そして言い訳
忘れ物をして、母に八つ当たり…

 

私が黙ることで、激しい言い合いはまぬがれますが、
わがままな態度は依然として、変わりませんでした。

 

ある日、いつものように弟を泣かし、娘との話し合いが…

母:「それはないよ!!自分がされたらどう思う?」
娘:「別に私はどうも思わない。だから、やった。」
母:「友達にも同じようなことするの?」
娘:「いつもクラスでは、こういう言い方だもん」

沈黙…

娘;「お母さん、何を言ってもちゃんと聞いてくれない」
すぐ、言い返してくる。だから、話さない。」
母:「じゃあ、何も言わないから言いたいこと言ってごらん。」
娘:「お母さんは話を最後まで聞いてくれない!だから、書く!」

これが、交換日記の始まりでした。
話し合っても行き詰まってしまう時、娘が思いをつづるのです。

 

抜粋して、ご紹介します…
(原文通りなので、少し日本語が変なところがあります。ご了承ください。)

 

親の正論攻めは、子供を自己否定させる

 

娘より

なんどアドバイスを言われても、むりなことばかりです。
せめられのが、何十回もやられて、もううんざりした日々になったんだ。
そしていつもためいきばかりいくらなんでもむりだよ。
たいおうがないんだもの。

母より

昨日はたくさん話したね。お母さんが伝えたいことは2つだよ。
けじめと思いやりです。
大切なことを伝える時、つい力が入っちゃったかもしれません。
きつい言い方して、ごめんね。

娘より

お母さんがすきだけど、うんざりして今はかなしくて
どんぞこにおちているのです。
わたしは、だめな人なんだと思いながらいつもなきそうなんです。

母より

おかあさんもいつもケンカみたいになってしまって、悲しくてどんぞこです。
○○ちゃんは、だめな人なんかじゃないよ!

ガミガミ言うことで、娘に自己否定させてしまいました。

親が正論ばかり並べても、だめなんですね。

 

子供は反省するより「私には無理なことだ。だめな人間だ」と、
逆に前に進めなくしてしまったように思います。

言い訳でも、心を傾けて聞く

娘より

じぶんの考えをわたしは言ったけど、お母さんはじゅうぶん聞いたよ!って。
わたしの聞いてないことがあるから、
ちがうほう見ながら、なにかやりながら話さないで!
きっきわすれたことがあるから。
お母さんはちゃんとききとれたと思ってるけど、聞いてない。

母より

きちんと聞いてるよ。でも、わからないことがあって聞きなおすのはいいでしょ?

娘より

わたしにあたるようにたてつづけに言ってくるので
うんざりがどんどんあがってくると思います。

母より

お母さんもうんざりです。なかよくしたいです。
でも、お母さんもひっしです。
うまく話せるよう、お母さんも考えなおすね。

私は当時、子供の言い訳(思い)を心を傾けて聞いていませんでした。

ずるい言い訳して…と腹の中で思っていたのです。

だから、家事をやりながら娘の話を聞く時もありました。

 

それから、『じゃぁ言い分聞くよ!』と本格的に話し合いが始まると
子供を追い込むかのように、質問攻めしました。

「どうして?」
「なんで?」
「それはどういうこと?」

だって、心の中では
『わが子にずるさを認めさせよう』と躍起になっていたのですから。

 

だから娘は、私に対して不信感を募らせていきました。

『言ったことまた説明するの?さっきも言ったよ!』
『お母さんは私を攻めてる』
『話を聞いてくれない!』

 

子供に寄り添って話を全然聞いていませんでした。
私の態度が、娘を負けるもんか!といこじにさせていたのだと思います。

日常の子供の声にこそ必死に耳を傾ける

娘より

一生けんめいあれだけさがしたといったはずです。
今日はもう話さないし、いっしょにねない。

母より

一生けんめいさがしても、引き出しは見なかったんでしょ。
見つけてあげたのに、もんくをいわれるなんてかなしいです。

娘より

もんくすこし言ってごめんなさい。
わたしたちケンカしてるの?

少しずつ娘の気持ちが和らいできました。

だんだんと娘が私にしてほしい願いが見えてきます。

娘より

①どんなことが話したいかわからない
②はげます言葉を長くしてほしい
③「そうなんだ」ですますのをやめてほしい
わたしが相談してもいつもお母さんは「いいんじゃない?」というのでかなしいです。

娘が話に、私が意見すると怒ることがありました。

だから、否定せずに「いいんじゃない?」「そうなんだ」と答えていたのですが、
適当なことが子供にはばれていたのでしょう。

娘より

いつも文句ばっかり。文句いうならもう話さなくていいよ。
どうせなら、やさしくしてよ、、、
わるいとは思ってるけど、やさしくをまもって。

あ~ニコニコ話し聞いていないもんな。

小さなことも報告する長女、上の空で話を聞く私。

そんな積み重ねが、この結果なんだ。

 

子供を叱るときに必死になるのではなくて、
もっと日常の子供の声を、必死に聞くべきだと思いました。

 

まとめ

「○○ちゃんとどうやって関わったらいいか、わからない!」
と、私が泣いてしまったこともありましたし…

「『わかった!』って言えばいいんだよ!」
と、強い口調で子供を黙らせたこともありました。

 

娘を傷つけるような言葉を言ったこともあります。

 

大人なのに心を取り乱して、みっともないですね。

『私は立派な親じゃないんです!』
これはけっして開き直りの意味でありません。

 

親になった私だって、
心が揺れて取り乱し、大きい声を出してしまうこともある。

失敗もするし、時々ずるい言い訳もする。
誰かに、「しょうがないな、いいよ~」って言ってもらい甘えたい時もある
ということを言いたいのです。

 

その私が、子供に偉そうに「違うだろ~~」と、
子供のずるさを暴こうと躍起になっていたのは、間違いだったな…と反省したのです。

 

今は、わが子に
「お母さんだって間違えるよ!」と、言ってあげたい。

 

そして、わが子にはこんなことも伝えたい!
「でも、そのことであなたを嫌いになったりしないよ」
「ずっと、あなたの味方で応援してるよ」

 

だから安心して、正直に素直になってほしいな…と、思ったのです。

そんな思いを私が日記につづると、
娘は「ありがとう、お母さんだ~いすき」と返事をくれました。

 

その後…娘は四年生になり、こんな日記を書いています。

娘より

このノートを使うのは久しぶり。まだ大きなトラブルはあるけど
その分口で言いあえるから、お互い話し合いたい気持ちが強まったしょうこだね。
おたがい考えがちがうかもしれないけど、幸せにくらすことが今の目標だね。
おたがい気にしあい、ささえあいコミュニケーションをとっていこうね!
おへんじまってま~す。

子育ては、笑ったり怒ったりの繰り返し…

大変な今をいつか「あの頃はさ…」って親子で笑って話せたらいいですね。

 

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